2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

【水仙と盗聴、わたしが傾くとわたしを巡るわずかなる水】

この句において服部は冒頭の単語の並置ならびにそれらを読点で切ることでセマンティカルなだけでなく句の統語に対しても図像的とでも呼びうる類のインパクトを与えているが(多くの議論がそこ=単語萌えと隠喩的効果を巡った)、読点より後においても「わた…